コラム|きさらづにヘブンアーティストを 気軽に文化や芸術と出会う場所をつくりませんか

コラム
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まちと文化が融合し、新しい魅力が生まれる

界隈と賑わいのゆくえ

 最近は、コロナ禍で街中は大変な状況である。しかし、明けない夜はない。いつか街に人が集い、賑わうときがくるはずだ。

 きさらづの駅西口には富士見通りという車も通れそうな広い歩道がある。その歩道は、コロナ禍も、それ以前もずーと人通りがない。

 これはなんとかならないもんか、と考えたのは当方だけではないと思う。木更津市では、港近くの鳥居崎公園とその周辺地区を再開発するそうである。

 その計画には、富士見通りも含まれている。なんでもアーケードを撤去して、植栽を増やし並木通りにするようだ。

 この計画を察するに、木更津市も駅西口をたんなる住宅街にするのは、街の不利益だと考えていることが想像できる。

 そりゃそうだ、駅西口にはけっこう投資もしてきただろうし、新しい環境整備による界隈づくりで、商店などの新陳代謝も進むに違いない。

冒頭動画:カロリナ・プロツェンコ(サンタモニカ)


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きさらづにヘブンアーティストを


アリー・シャーロック(アイルランド・ダブリンの路上にて)

気軽に文化や芸術と出会える場所づくり

 ところで、再開発もいいけど、それだけでは街は活性化しない。なにか人が集い、賑わう機会が必要ではないだろうか。

 東京都では、ヘブンアーティスト事業というものがあり、審査に合格したミュージシャンやパフォーマーなどに特定の地域、場所を開放し、一般都民が気軽に文化や芸術と出会う機会を設けている。

東京都/ヘブンアーティスト事業
2002年に当時の東京都知事石原慎太郎により創設され、東京都生活文化局が実施している。

審査会(オーディション)で合格した大道芸人に対してライセンスが発行され、指定場所での大道芸を許可される。これは主にフランスの制度にならったもので、質の高い大道芸人を選抜することで、都民に娯楽を提供し、また優れた大道芸人を育成する事を目的とした。

審査会は年1回実施し、応募資格は住所、年齢、国籍(外国人は在留資格を有する者)、ジャンルを問わない。

主な活動場所は、上野恩賜公園、代々木公園、東京国際フォーラム、東京ドーム、井の頭恩賜公園、お台場海浜公園、パルテノン多摩など。また2011年の東日本大震災発生以降、被災地にヘブンアーティストを派遣し公演を行っている。

 現在のきさらづには、これにぴったりの場所がある。それは言うまでもなく、広い歩道のある富士見通り、および木更津港界隈である。

 中之島公園などは、ロケーションもいいし大道芸を披露するにはもってこいだ。しかし、この公園にはグランピング(キャンプ施設の一種)という施設をつくる計画があるようだ。なにそれ、と思うのは当方だけではないと思うが。

 ところで、先日アウトレットモールに行ってきた。平日でもそれなりの集客があったのは、サスガである。しかし、なにか物足りなかった。

アウトレットにはサムシングニューがない
 買い物が中心の施設とはいえ、なにかと出会える楽しさがあまりない。ブランド好きには、オフプライスの商品があるだけで満足なのだろうが…。

 そこになにが足りないかといえば、文化や芸術や娯楽である。とにかく、買い物が済んだら、あとはすることがない。(レストランやカフェはあるけど)

 ちなみに冒頭に掲載した動画は、ロサンゼルス郡サンタモニカ市のショッピングストリートの一角で演奏を披露するミュージシャンと、その賑わいの様子である。見ての通り、子供も大人も大層楽しんでいる様子が伺える。

 ミュージシャンは、カロリナ・プロツェンコさん(2008年生まれ)といい、定期的にサンタモニカの路上で演奏をしているそうだ。

 彼女のYouTubeチャンネルでは、登録者数がなんと398万人もいる。もはやストリートから生まれたスターと言っても過言ではない。

 この動画を見た第一印象は、否が応もなく豊かさを感じたことである。豊かさとはなんだといえば、気軽に文化や芸術を楽しむ場があることではないか。

 そのように当方は感じたが、はてさて皆様はいかがでしょうか。

きさらづヘブンアーティスト 企画素案

 木更津にも、ヘブンアーティストが活動できる場所があったらいいね、という想いが、最近では募ってまいりました。というわけで、その実現性はさておき、企画案だけでも作成しとこうと考えました。

 ただし当分は、集客するイベントなどの開催は難しい状況にあると感じています。とはいえ、上記したように「明けない夜はない」はずです。

 準備は、それなりにすべきではないか、そのように考えた次第であります。この企画の具体案は、まだ用意できていません。課題も整理されていませんが、とりあえず、概要図(上)と素案(下書き)を掲載しておきます。ご参照ください。

<基本的な考え方>
歴史ある港町きさらづをストリートから活性化する。

気軽に出会える文化や芸術との出会いの場を創出する、と同時にアーティストが活動する場所の提供および育成の場としていく。

<要素>
・一般市民が気軽に文化や芸術と触れ合えること
・卓越した技量のパフォーマーに活動の場所を提供すること
・パフォーマーがより成長していく機会となること

<場所および開催日について>
・富士見通り、木更津港界隈、中之島公園など(あくまで候補地として)
・土、日、祝日の昼間(苦情その他を考慮する)

<パフォーマー審査について>
・卓越した技量のパフォーマー
・他にはないオリジナル性を考慮する
・カバーなどの場合、その技量の卓越さが重要となる
・木更津市周辺にこだわらない
・タイプやジャンルは問わない

<その他留意点>
例:いわゆる商業主義とは一線を画する(宣伝として活用はできない)
例:ライブハウスと、どう違うか
 木更津市周辺には、ライブを行う飲食店が多数ありますが、そこでのライブは、大概コピーバンドなどが占めています。コピーバンドのライブは、失礼ながら演奏者たちとその仲間が楽しむ場ではないでしょうか。

 ヘブンアーティストの場合、音楽であるなら、せめてカバーであること(創造性あり)、さらには卓越した技量と独自性が必要と考えます。

 以下にリンクした東京都の登録アーティストを見れば、その独自性が理解できると思います。なお、当ページ最後にヘブンアーティスト「カンカンバルカン楽団」の動画を掲載しておきます。ご参照ください。

参照:東京都ヘブンアーティスト登録者

音楽のコピーとカバーの違い
例:簡単にいうと、既成曲にアレンジを加えず演奏することを「コピー」、既製曲に若干のアレンジを加えた演奏を「カバー」という。

 以上が、アイデアを書きなぐった素案であります。これからより具体的な案としてブラッシュアップしていきたいと考えます。

 もしも、当該ページをご覧になって興味があるようでしたら、ぜひご連絡ください。具体化に向けて一緒に考え、行動する方を募っています。なお、上記した内容は、あくまで素案であることをご了承ください。

今後の予定として
・基本資料および企画提案書ができたら、市役所のどこかの部署にご提案したいと考えます。どこに提案したらいいか、それもまだ未定であります。
・運営については、市役所のどこかの部署で行うことを念頭においています。

 なお、企画提案書が完成したときには、当サイトでも公表したいと考えます。よろしくお願いいたします。(いつになるか判りませんが…)

追記:
 企画概要書を作成しましたが、当ページに掲載できませんでした。(PDFの容量が大きくてサーバーにアップロードできない)コロナ禍の様子を見ながら、いずれ説明会の場を設けたいと考えます。(2020.07.13)

東京都公認ヘブンアーティスト カンカンバルカン

カンカンバルカン
 姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」の専属バックバンドであり、姉・小春(アコーディオン弾き)とカンカンバルカンは、東京都公認大道芸人(ヘブンアーティスト)としても活動している。

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