コロナ第1波は収束したか
新型コロナ緊急事態宣言、解除される
5月26日に全国的に緊急事態宣言は解除された。一部の業種、業態を除きショッピングモールや百貨店、繁華街の物販・飲食店なども営業自粛が緩和された。
ただし、ライブハウスや接待を含む飲食店などの自粛は継続したままだ。また。大型イベントやコンサートなども社会的距離を保つことが条件となっている。
学校や会社通勤も再開されて、街には徐々に活気が戻ってきた。とはいえ、まだ安心はできないのは言うまでもない。東京では、週に70人感染というハードルを5月2日に超えて、東京アラート(注意喚起)が発令された。
新型コロナ 東京アラート発令 嘆きの歌舞伎町
都によると、3日までの7日間に感染が確認された115人のうち、夜間に営業する飲食店の従業員や客など「夜の街」に関係するのは36人にのぼる。そのうち、新宿周辺の繁華街の発生は約半数に達した。
東京で感染が増えると、同時に周辺地域に派生するのは否めない。神奈川、埼玉、千葉も油断はできないに違いない。
韓国では、自粛が緩和されてすぐにクラブ(接待のない方ね)で集団感染が起きている。韓国では、コロナ収束を世界に発信していたが、この有様である。日本だって、同じことがいつ起きても不思議ではない。
みなさまも、どうかお気をつけてお過ごし頂きたいと切に願います。
政府は、緊急事態解除とほぼ同時に、「新しい生活様式」という指針を発表した。以下をご参照ください。
この指針どおりに実行するのは、大変である。つっこみどころ満載ではあるが、ある意味では仕方がない。なにしろ敵は目に見えないしろものだからだ。
画像引用:https://mainichi.jp/articles/20200604/ddm/041/040/054000c
新しい生活様式とは
政府は、緊急事態宣言の解除に伴い、新型コロナ第2波、第3波を想定した新・生活様式の具体例を公表した。
新しい生活様式の実践例
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000635643.pdf
新しい生活様式とは、なんぞや
新しい生活様式を端的にいえば、マスクの着用、手洗い、社会的距離、そして三密(密集、密接、密閉)の回避、などを緊急事態時とおなじく継続していくことに他ならない。そして、それが今後しばらく続くことを示唆している。
ある意味では、もう国としてできることは限られている。だから、あとは各々自己責任で気をつけてね、ということじゃないか。
日本は、世界でもまれな事例をコロナ禍のなかで実践してきた。ぐだぐだな政府、厚労省の対応にも関わらず、世界中が不思議がる運の良さを発揮したといえる。ただし、これがこのあとも続くとは限らない。
とにかく、今後とも政府の対応にはあまり期待せずに、各自気を引き締めていくしかない。そのように改めて思いますがいかに。
(1)一人ひとりの基本的感染対策
感染防止の3つの基本:
①身体的距離の確保 ②マスクの着用 ③手洗い
□人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける。
□遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ。
□会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
□外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用
□家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。
□手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)
移動に関する感染対策:
□感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。
□帰省や旅行はひかえめに。出張はやむを得ない場合に。
□発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモにする。
□地域の感染状況に注意する。
(2)日常生活を営む上での基本的生活様式
□まめに手洗い・手指消毒
□咳エチケットの徹底
□こまめに換気
□身体的距離の確保
□ 「3密」の回避(密集、密接、密閉)
□ 毎朝の体温測定、健康チェック。発熱又は風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養
(3)日常生活の各場面別の生活様式
買い物:
□通販も利用
□1人または少人数ですいた時間に
□電子決済の利用
□計画をたてて素早く済ます
□サンプルなど展示品への接触は控えめに
□レジに並ぶときは、前後にスペース
娯楽、スポーツ等:
□公園はすいた時間、場所を選ぶ
□筋トレやヨガは自宅で動画を活用
□ジョギングは少人数で
□すれ違うときは距離をとるマナー
□予約制を利用してゆったりと
□狭い部屋での長居は無用
□歌や応援は、十分な距離かオンライン
公共交通機関の利用:
□会話は控えめに
□混んでいる時間帯は避けて
□徒歩や自転車利用も併用する
食事:
□持ち帰りや出前、デリバリーも
□屋外空間で気持ちよく
□大皿は避けて、料理は個々に
□対面ではなく横並びで座ろう
□料理に集中、おしゃべりは控えめに
□お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けて
冠婚葬祭などの親族行事:
□多人数での会食は避けて
□発熱や風邪の症状がある場合は参加しない
(4)働き方の新しいスタイル
□テレワークやローテーション勤務
□時差通勤でゆったりと
□ オフィスはひろびろと
□会議はオンライン
□名刺交換はオンライン
□対面での打合せは換気とマスク
出典/厚労省ウェブサイトより
みなさまの健康と平穏をお祈りいたします。
追記:
本日、特別定額給付金の支給がされていました。意外と早かった、ありがとうございました。地域によって差があるようですが、木更津市の職員さんはがんばったようです。お疲れ様です。
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