■界隈寫眞館|きさらづ界隈のストリートをゆく1 ハミングストリートの飲食店街

きさらづに繁華街の復活はあるか

ハミング通りに、飲食店が増えている

「界隈のストリート」というのは、格好付け過ぎだろうか。若干気にはなるが、ハミング通りの入り口を示すアーチ状の看板にもSt(ストリート)と表記されていた。

 だから、きっと問題はないだろう。しかし、ストリートとして紹介できるものが、木更津に他にあるだろうか、という疑問も湧いてきた。ハミング通りはかろうじて可能かもしれないが、あとはどこがあるか。それが問題である。

 したがって、このテーマは1回で終わるかもしれない。いやはや。

 それはさておき、ハミング通りであるが、木更津駅東口の駅前からすぐの場所にある。徒歩0分と言ってもあながち間違いではない。

 かつては、ダイエーがあって賑わいを見せていたが、それも遠い昔の出来事となって久しい。ちなみにダイエー跡地は、もう長いあいだ駐車場のままである。


ハミング通りには、このような立派な街灯がある

ハミング通りは、飲食店街か

 ハミング通りは、東口駅前から郊外へと向かうメインストリートの一区画隣にある細い通りである。基本的には歩行者用の通りと言っても間違いではない。

 ここ最近では、飲食店(主に居酒屋や夜カフェ、バーなど)が少しずつであるが増えている気がする。当方は、あまりお酒を飲まないので、たまに通りかかるといつの間にか見かけない飲食店ができている、という具合である。

 飲食店は、新陳代謝も激しいので、それを考慮すると増えているかどうかは微妙なところであるが。それでも新しいお店ができると、なんとなく街に活気が出てくる気がして、楽しみが増えるような気持ちとなってくる。

 飲食店は増えている気がするが、その一方で、小売店には厳しい現状が伺える。ハミニング通りの小売店は、女性衣料品店、スポーツ用品店、靴屋ぐらいしかない。花屋、カメラ屋もあったが、移転もしくは閉店していた。

 したがって、現在のハミング通りは、ほぼ飲食店街ということができる。


ファミマの向かいの駐車場には、かつてダイエーがあった

繁華街の再生が期待される

 木更津駅西口には、かつては繁華街があったが、いまではそれも無いに等しい。その後、木更津には繁華街と呼べる場所はなかったと思われるがいかに。それを考えると、なんとか繁華街の再生をハミング通りには期待したいものだ。

 ハミング通りとその周辺は、まだまだ繁華街と呼べる域にはないが、木更津に残された唯一の再生が期待される場所ではないかと思われる。

 郊外にいけば、いくらでも飲食店や小売店はあると考える人もいるだろう。しかし、郊外のそれは、けっして繁華街ではない。繁華街とは、人々が徒歩でそぞろ歩きができる街中の賑わいの場所のことだからだ。

 ついでにいえば、いまではモールがその代替えをしているが、そこには土地に根ざした歴史と文化がない。画一的で、なんとなく虚しさを感じてしまう。

 ハミング通りの近くには、ワシントンホテルもオープンした。それもこの場所の再生を後押しするかもしれない。これからを期待したいと願ってやみません。

ハミングストリート きさらづの飲食店街


ハミングストリートのエントランスアーチ

 ファミマの向かいにある駐車場が、かつてあったダイエーの跡地である。ずーとこのままだ。土地の値上がり待ちか、と思われるがいかに。このような空き地と同様の駐車場が市中心街には広がり、それが市中心街の低迷を物語っている。


カフェ・マコーラ シックシンプルで意外と居心地がいい

 木更津駅東口には、マクドナルド(昔はあったが)のようなファストフード店がない。カフェ・マコーラのようなお店(コーヒー&トースト290円)が、その代替えとなっている。ちなみに、西口にはドトールがある。


モンスーンカフェのような無国籍風の居酒屋

 このお店の隣には、最近新しい飲食店(グリル&バー)がオープンしていた。


洋風居酒屋カフカ、もう一店この先にもある


1階に靴屋、2階に美容院とライブバー「mick」

 ライブバー「mick」には、これまでに数回入ったことがある。当方は、お酒をあまり飲まないので、お店としてはいい客ではない。ライブのあるときは、界隈の音楽好きが集い賑わいを見せている。


それぞれ趣向を凝らした居酒屋が長屋風に軒を連ねる

 昨今は居酒屋も競争が激しいから、それぞれが何かに特化した料理でアピールしているようだ。残念ながら、当方はどのお店にも入ったことがない。


こちらも長屋風に飲食店が軒を連ねている


ハミング通りの一番奥まった場所にある居酒屋

ハミング通りの可能性はいかに

 ご覧のように、繁華街にはまだ遠いと言えるが、脇道などにも店舗が広がってくれば魅力も増してくるはずである。やはり店舗の数が増えないと、人も集まらない、それが一番の課題かもしれない。

 市中心街の商業特区として、ハミング通り周辺を出店しやすい環境に整備したらどうかと思うが、どんなもんだろうか。言うは易く行うは難しであろうか。

 ちなみに、カメラ屋が退店した空き店舗の賃貸料は、約30坪で月15万円となっていた。坪5千円である。いまだ、借り手はいないようだ。

 飲食店ばかり、それも居酒屋が多いので昼間はどこも開いていない。それが、このハミング通りに物寂しさを漂わせている。

 せめてカフェでもと思うが、いかんせん人通りが少ない。いつまで経ってもナショナルチェーンが出店しないのも宜なるかなである。

 夜ともなれば居酒屋をはじめ多少の賑わいを見せているが、なんとか昼にも賑わいを取り戻せる手立てが必要だろう。それには、近くに食料品スーパーなどの施設が必要かもしれない。西口、東口ともに駅近くにそのような施設がないからだ。

 人が集まれば、周辺をきっと回遊していくはずだ。確実ではないが、その可能性は大である。そこから繁華街は始まっていく。

 ドンキホーテとユニーの新業態店などは、どうだろうか。

 大きくなくても、一通りの食料品と日用品が揃えば、それなりにニーズはあると思われる。わざわざイオンまでいくのが面倒だという人は必ずいるだろう。

 しかし、現在のところ、そのような動きはまったくない。企業にすれば、出店に見合う収支が見込めないからに違いない。そこで、出店に伴う特別な条件を与える市中心街を活性化する商業特区構想と条例が求められる。

 あくまで個人的な意見ですが、現状の環境を放置すれば、いずれ廃れていくのは間違いない。それを是正していくのが政治の力と思いますがいかに。

 具体的にどうすればいいかは、その事例がきっとあるはずだ。

写真:cragycloud
撮影日:2018年3月
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