木更津市の出生率1・60、千葉県内最高に
安い宅地に子育て世代流入か
思わず、「え、そうなのか…」と言わずにはいられない。木更津市の出生率(2016年)が1.60となり、流山市を抜いて千葉県内では最高となったそうだ。
やはり、東京方面(他にはどこだろうか)から子育て世代が移住していたのは、事実のようである。たしかに、東京などで子育てをしようとすると、厖大な手間と費用がかかる。子育ての環境が悪いとしかいいようがない。
それに比べれば、木更津は都田舎ではあるが、まだ子育て環境は良い方に違いない。学校にしたって土のグランドがあり、環境はいい。緑は昔より減ったとはいえ、まだまだ豊かだ。健康な心と体を培うには東京よりは良いに違いない。
東京でタワーマンションを買って、住民どうしでマウンティグするより、なんぼかマシだ。シャレオツな場所は少ないが、そんなのたまに高速バスで東京か横浜に行けばいいだけだ。ときには鉄道を使うのもいいだろう。(JRに忖度しました)
出生率1・60、千葉県内最高に(千葉日報)
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/445712
木更津市の2016年の合計特殊出生率が1・60となり、流山市の1・57を抜いて千葉県内の自治体で最高だったことが、木更津市への取材で分かった。比較的安価な宅地に若い世代が流入しているためで、市は「安心して子どもを産み育てられる市にして、さらに増やしていきたい」としている。合計特殊出生率は、1人の女性が生涯に産む子どもの推定人数。16年は、全国で1・44、本県は1・35だった。木更津市福祉部によると、市内では特に25~29歳の出生率が高かった。同市は13年にも1・52で県内最高になっている。
市内では東京湾アクアライン効果を背景に、宅地開発と人口増が続いており、イオンモール木更津や三井アウトレットパーク木更津なども進出。同部は、雇用の場が増えたことも一因とみている。
三井アウトレットパーク木更津
引用:https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-d7-86/ozekiokiharu2000/folder/1503400/19/62868419/img_0?1345641953
子供はどこで何をしているか
木更津中心街(駅周辺)では、子供の姿をあまり見かけることはない。一方、郊外の請西地区などでは、子供の数が多くなり小学校が新設されたと訊く。また近年、保育園に入れない待機児童が恒常的に発生している、ともいわれる。
さらに、郊外のほたる野地区(昔は樹木が茂る山)などで宅地開発が進んでいて、まだ新規居住者が増えるのかもしれない。大手ハウスメーカーが、駅近くに大きな拠点を設けているが、新規居住者を見込客としたものだろう。
何事も想定どおりいくとは限らないが、子育て世代を核にしたヤングファミリーの街として進捗していけば、これまで木更津が全国的に名を轟かした?ヤンキーの街という汚名を返上できるに違いない。
なにしろ木更津は、いまだにヤンキーの街として有名だからだ。その実態は知る由もないが、最近ではあまり目立ってはいないようだ。いま地方で流行りのマイルドヤンキーに衣替えしたのだろうか。
とはいえ、木更津にはヤンキーアイドルというのがいるらしいぞ。実物はまだ見たこともないが、どこかで活動しているらしい。当方はネットで知ったのだが、地元の人に聞いたところ全然知らなかった。その浸透具合はいまいちのようだ。
まー、それはどーでもいいが、新規居住者が多くなってくれば、木更津も様変わりしていくのかもしれない。個人的にはそれを期待したいところだが、ただし自然環境とのバランスは取ってほしいと切に願います。
それはさておき、子供たちはどこで何をしているか、それが気にかかる。木更津だけでなく、どこでも子供を外で見かけることが少なくなった。
そのように感じるが違うだろうか。もしかしたら、当方だけの環境かもしれないが、だいぶ前からそのように感じることが多くなった。
街を歩いていても子供の声はあまり聞こえてこない。室内でゲームでもしているのだろうか。木更津の中心街にある公園でも子供の姿を見ることは少ない。
それは寂れた中心街(駅周辺)だからだろうか。なぜなら、子育て世代の新規居住者は、大概は郊外に居を構えているに違いないからだ。郊外では、前述したように小学校の新設や待機児童も発生しているようだし、おなじ市内でも状況は違うようだ。
木更津中心街周辺は、そこかしこが空き家か、駐車場ばかりだ。子供が見えないのも無理からぬこと、と思わずにはいられない。(最近では、賃貸集合住宅の新設が見られる)
駅から徒歩7、8分の場所でさえ、古い家屋が取り壊されると、とりあえず駐車場になる、ということが繰り返されている。当然ながら、駅近であるにもかかわらず、そこには裏寂れた感じが漂ってきている。
郊外へ、郊外へという流れは、しばらくのあいだ続くのだろう。地元の人がいうには、ほたる野地区あたりの宅地開発が終わると、そのあとがないと言っていた。不動産屋の人だから、信憑性があると思われるが。
郊外が一段落してから、ようやく駅前やその周辺への開発機運が高まるのかもしれない。ただし、それはオリンピック後の景気次第に懸かっている。
木更津の出生率は増加しているが、これからそれを維持し、増加させる環境をどう整えるかが問われるに違いない。
冒頭画像:木更津市遠景
引用:http://www.jarl-chiba.com/2012/8J1KS/resize0740.jpg
おまけ/木更津のヤンキーアイドル
これが木更津発のヤンキーアイドルだ!
木更津発・仏恥義理アイドルユニット「C-Style」というらしい。掲載した動画はすこし前のものだが、いまでも活動しているかどうかは、残念ながら判りません。
姉妹サイトで取り上げましたので、興味のある方は以下をご覧ください!
■芸能|仏恥義理アイドルユニットC-Style 仏恥義理って何だ?
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